朝阪神が序二段初優勝や!虎党の虎吉 寅年に覚醒「どうしちゃったんだろう」

[ 2022年1月22日 05:30 ]

大相撲初場所 ( 2022年1月21日    両国国技館 )

川村(右)を送り倒しで下し序二段優勝を決めた朝阪神(撮影・久冨木 修)       
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 阪神優勝や!!大ファンのプロ野球・阪神をしこ名にする西序二段27枚目の朝阪神(21=高砂部屋)が西69枚目の川村(20=鳴戸部屋)との全勝対決を制し、7戦全勝で優勝した。

 得意の突っ張りで攻め、土俵際で相手を後ろ向きにして送り倒した。16年春場所の初土俵から優勝は自身初。昨年は6場所で21勝21敗だった男が、寅(とら)年の初場所で“開幕ダッシュ”を決めた。「今場所はどうしちゃったんだろう。辰(たつ)年生まれですけど、どこかで気合が入っているんですかね」と頬を緩めた。

 大阪府泉大津市出身で子供の頃から虎党。「朝塩本直輝」のしこ名を18年春場所から「朝阪神虎吉」に改めた。「鉄人」金本知憲がお気に入りで「出場を続ける姿は目標」と鋼の肉体を目指している。阪神の今シーズンにも弾みがつく?との問いには「多少なりともいい影響があればいい」と控えめに言いつつ「優勝はファンのみんなが期待するところ。最低でもAクラスで」と願っていた。

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2022年1月22日のニュース