池江璃花子「泳げるようになってきたと実感」 女子200メートル自由形2分切り2位

[ 2022年1月22日 05:30 ]

競泳 北島康介杯 第1日 ( 2022年1月21日    東京辰巳国際水泳場 )

表彰式で笑顔を見せる(左から)池江璃花子、白井、小堀(撮影・白鳥 佳樹)
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 3日間の日程で無観客で開幕し、女子200メートル自由形で池江璃花子(21=ルネサンス)が1分58秒77で2位に入った。男子200メートルバタフライは東京五輪銀メダルの本多灯(20=アリーナつきみ野SC)が1分53秒87で優勝。東京五輪女子200、400メートル個人メドレー2冠の大橋悠依(26=イトマン東進)は女子200メートルバタフライは2分11秒57の4位、女子100メートル平泳ぎは1分10秒24の5位だった。

 前半から積極的なレースを展開した。池江は全体10位通過だった予選から3秒近くタイムを上げ、2位でフィニッシュ。白血病から復帰後、長水路(50メートルプール)の200メートル自由形出場は3度目で初めて2分を切った。自身の日本記録からは3秒92遅いが「やっと200メートルも泳げるようになってきたと実感が湧いた」と強調した。

 今季の目標は5月の世界選手権福岡大会での個人種目での決勝進出。50、100メートルの自由形、バタフライがターゲット種目になる。200メートル自由形のタイムは本命種目100メートルバタフライのバロメーターでもあり「種目は違うが体力アップはできている。ハイレベルな試合で2位に入れたのは自信になる」と手応えを口にした。

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2022年1月22日のニュース