リーグワン神戸 3戦目の新リーグ初勝利 2トライの山下「僕の持ち味を出せて良かった」

[ 2022年1月22日 17:56 ]

ラグビー・リーグワン第3節   神戸27ー22東京ベイ ( 2022年1月22日    ノエスタ )

<神戸・東京ベイ>前半 左中間にトライする神戸・山下楽(右)(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 神戸(旧神戸製鋼)がWTB山下楽平(29)の2トライなどで開幕2連勝(不戦勝含む)の東京ベイ(旧クボタ)を下し、新リーグ初勝利を手にするとともにチームとしてはリーグ戦初となる開幕3連敗を阻止した。

 神戸は前半6分、敵陣左5メートル付近のラインアウトからモールでゴールライン寸前まで押し込み、そこからFW陣の連続攻撃で先制。最後はロック張碵煥(30)がボールを持った左手をいっぱいに伸ばしてトライを決めた。

 7―5で迎えた前半31分には相手ゴールまで20メートル付近の右ラインアウトから左へ4本のパスをつなぎ、最後は大外に張っていたWTB山下楽平(29)が斜め内側に鋭く切り込んで相手を突き放すトライ。昨季のトップリーグ・プレーオフ準々決勝(21―23)で敗れた相手から一度もリードを許すことなく勝利をもぎ取った。

 2トライを挙げてマン・オブ・ザ・マッチに輝いた山下楽平は「狭いスペースをいかに抜いていけるか。あの形が僕の持ち味なのでそれが出せて良かった。落ち込む姿も見せずに、タフな状況でも頑張っている彼らを見てると僕らもという気持ちになりました」と試合後、トンガ出身の日本代表プロップ中島イシレリ(32)らと笑顔で勝利の喜びを分かち合った。

 

続きを表示

2022年1月22日のニュース