村元、高橋組「うれしさの反面、悔しさがある。そんな自分にビックリしている」 四大陸で日本勢最高の2位

[ 2022年1月22日 05:30 ]

フィギュアスケート四大陸選手権第2日 ( 2022年1月21日    エストニア・タリン )

181・91点で銀メダルを獲得した村元、高橋組(AP)
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 アイスダンスの村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)は、フリーダンス(FD)で109・48点をマークし、合計181・91点で2位に入り銀メダルを獲得した。結成2シーズン目で、国際主要大会で初めて表彰台に上がった。

 四大陸選手権では、日本勢として18年の村元哉中、クリス・リード組の3位を超える過去最高位。表彰式を終えた後、2人はそれぞれの思いを語った。

 村元「今大会に来る前に、四大陸でクリスとアジア勢カップルで初めて銅メダルを取れたことを思い返した時があった。こうして大ちゃんと戻ってこられて、それを更新できたらいいなと思っていた。両方の演技で納得はいかなかったけど、日本勢で最高成績というのはうれしい。でも、まだまだ自分たちはできるという悔しい気持ちがある」

 高橋「今シーズンに入ってから、やっと世界と戦えるように感じられるようになって。表彰台を意識して緊張感が高い中で、シングルの時に表彰台を狙う緊張を懐かしく思いながらも。シルバーメダリストになったうれしさがある反面、悔しさもある。そんな自分にビックリしている。特別な四大陸選手権でした」

 2人は一つの目標に掲げていた北京五輪出場を逃したものの、3月には世界選手権(モンペリエ)に出場する。高橋は「五輪を大きな目標にしていたので行けなくて残念ですけど、世界選手権で、日本勢のアイスダンスで2枠を持って帰るのを大きな目標に掲げています」と語った。

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