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大坂なおみ、全豪連覇消滅 マッチポイント2度も「シャラポワ2世」に逆転許し3回戦敗退

[ 2022年1月22日 05:30 ]

テニス全豪オープン第5日   ●大坂 6-4、3-6、6-7 アニシモバ〇 ( 2022年1月21日    メルボルン )

ラケットを手放す大坂。3回戦で敗退し、連覇の望みを絶たれた(AP)
Photo By AP

 女子シングルス3回戦で世界ランキング14位の大坂なおみ(24)は同60位のアマンダ・アニシモバ(20)に6―4、3―6、6―7(5―10)で逆転負けし、大会2連覇を逃した。第3セットにマッチポイントを2度握りながらも生かせず、最後は10点先取のタイブレークで“シャラポワ2世”に屈した。女子ダブルス2回戦で第2シードの青山修子(34)柴原瑛菜(23)組は勝ち進んだが、穂積絵莉(27)二宮真琴(27)組は敗退した。

 エースで試合を締めくくり、感極まった20歳を大坂は笑顔で称えた。前回女王として迎えるのは2度目となった全豪オープンは20年大会と同じく3回戦敗退。それでも、2時間15分の激闘を堪能したかのように「かなりハイレベルな試合で楽しかった。いいプレーはできた」と振り返った。

 第1サーブが61%しか決まらず、「リターンが良くてボールのスピードに驚かされた」というアニシモバに第2サーブを狙われて苦しんだ。それでも、ポジショニングや球質、配球を工夫してサービスをキープ。1―1で迎えた第3セット、5―4の第10ゲームではレシーブから巧みなラリーでミスを誘い、マッチポイントのチャンスを2度迎えた。しかし、逆にミスが出て仕留めきれなかった。

 21年は全豪2度目の優勝、全仏での会見拒否、東京五輪での聖火最終点火者、全米後の休養と浮き沈みが激しかった。休養明け初の4大大会は「自分のテニスをスコアで評価するのではなく、1ポイントをどのように戦ったのかを大事にしたい」と気持ちを新たにして臨んだが、連覇を逃した。「1ポイントずつ大切に戦ったつもり。神様じゃないから、全ての試合に勝つことはできないけど」と肩をすくめた。

 両親がロシア出身のアニシモバは“シャラポワ2世”と呼ばれ19年全仏オープンで4強入り。今大会2回戦では東京五輪金メダルのベンチッチ(スイス)を破るなど上り調子だった。「負けたけど自分にとって大きなステップ」と話す大坂だが、完全復活には自身より若い世代の挑戦も退けていく必要がありそうだ。

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