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御嶽海 地元のめでたい化粧まわし力に前進! Vも大関も釣り上げる

[ 2022年1月22日 05:30 ]

大相撲初場所13日目 ( 2022年1月21日    両国国技館 )

御嶽海が故郷から贈られた化粧まわし(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 関脇・御嶽海が阿炎との2敗対決を制し、2場所連続で11勝をマーク。大関昇進と3度目の優勝へ望みをつないだ。3場所連続7度目の優勝を狙う横綱・照ノ富士も隆の勝を退け2敗をキープ。3敗で平幕の阿炎と琴ノ若が追う展開となった。大関・正代は阿武咲に首投げで敗れて負け越し。3月の春場所は3度目のカド番が決定した。

 決して下がらず、「前へ前へ」を貫いた。2敗で並ぶ阿炎との決戦。喉輪で顎が上がっても御嶽海は鬼の形相で食い下がった。下からあてがって怖がらず足を前に出すと相手が根負けした。引いた瞬間を逃さず一気に突進。前日の12日目、前に落ちて敗れたショックを振り払い2場所連続の11勝。八角理事長(元横綱・北勝海)は「勇気があった。立ち合いが良かったし、足が出ている。前に出て勝つんだという意欲が見える」と評価した。

 負けられない終盤戦。故郷への思いを強く抱き、気分転換した。この日から出身地の長野県上松町から贈られた新しい化粧まわしを締めた。浦島太郎が諸国遍歴後の晩年を過ごした伝説が残る同町の人口は約4000人。化粧まわしには浦島扮する同町キャラクター「上松太郎」がタイを釣り上げる図柄があしらわれた。観光協会の担当者は「めでたい化粧まわしで優勝してほしい」と期待を寄せる。今年は町制施行100周年。コロナ禍収束後には、夏や秋の祭りに御嶽海を招いてのイベントも検討されているという。

 優勝を争うライバルを退け直近3場所の勝利数が31に到達した。昇進の目安は3場所33勝。横綱を破って13勝での優勝なら話題に上がる可能性は高い。貴景勝が途中休場し、正代もこの日負け越した。春場所で2大関がカド番の緊急事態。29歳の双肩には救世主としての大きな期待がかかる。
 この日は取組後のリモート取材には応じず国技館を後にした。きょう14日目の宝富士戦をクリアすると千秋楽には横綱戦。大きな獲物を釣り上げるため、集中力を高めているに違いない。

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