京産大 1・2帝京大戦へ真っ向勝負「どっちが強いか決めにいく」

[ 2021年12月31日 16:53 ]

雪が舞う中、来年1月2日の帝京大戦に向け、スクラム練習に励む京産大の選手たち
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 ラグビーの大学選手権は来年1月2日に国立競技場(東京)で準決勝が行われる。関西王者の京産大は関東対抗戦を制した帝京大と激突。初のファイナル進出を目指す。

 今季より指揮を執る広瀬佳司監督(48)は帝京大について「強い。スーパースター揃い。帝京どうこうより、うちの強みであるスクラム、モール、ディフェンスを前面に出して勝ちにいく。真っ向勝負したい」と言葉に力を込めた。

 警戒する選手に「15人全員」を挙げた指揮官だが、京産大にとってやっかいな存在になりそうなのがSO高本幹だろう。日本代表40キャップを誇るSOとして活躍した広瀬監督は「高本君はFWを前に出せるし、バックスを走らせることもできる。80分間のマネジメントが素晴らしい」と警戒感を強めた。

 この日は粉雪が舞う京都市内のグラウンドで調整。1日に東京入りし、決戦に備える予定だ。1日の夕方には選手ら数名で新国立をチェックする予定だという。プロップの平野叶翔(4年=西陵)は「(スクラムは)相手も強みとしているし、どっちが強いかを決めにいこうと思います」と意気込んだ。

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2021年12月31日のニュース