NBA76ersのリバース、ナゲッツのマローン両監督がコロナで離脱 指揮官不在は7チーム

[ 2021年12月31日 07:52 ]

健康安全プロトコルの対象となって戦列を離れた76ersのリバース監督(AP)
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 NBA76ers(ペンシルベニア州フィラデルフィア)のドック・リバース監督(60)とナゲッツ(コロラド州デンバー)のマイケル・マローン監督(50)が30日、新型コロナウイルス感染防止のための健康安全プロトコルの対象となって戦列を離れた。

 NBAの30チーム中、指揮官がプロトコルの対象となったのはブルズ(イリノイ州シカゴ)のビリー・ドノバン(56)、レイカーズ(カリフォルニア州ロサンゼルス)のフランク・ボーゲル(48、トレイルブレイザーズ(オレゴン州ポートランド)のチャンシー・ビラップス(45)、サンダー(オクラホマ州オクラホマシティー)のマーク・デイグノルト(36)、サンズ(アリゾナ州フェニックス)のモンティー・ウィリアムス(50)各監督を含めて計7人。2回のワクチン接種完了者は選手全体の97%で65%が3回目のブースター接種を終えているが、30日現在、プロトコルの対象となっている選手は120人ほどで、本契約を締結している選手だけを対象にすると“離脱率”は26・7%、指揮官は23・3%となっている。

 連勝中のナゲッツ(17勝16敗)は30日に地元デンバーで西地区全体首位のウォリアーズと対戦する予定だったが、マローン監督に加え、プロトコル対象の3人と故障者を含めて11人の選手が離脱したために試合は延期となった。

 なお渡辺雄太(27)が所属するラプターズ(カナダ・トロント)では前週にプロトコル対象者が続出し、本契約締結選手が渡辺を含めて4人になるという事態に陥っていたが徐々に回復。離脱していた主力ガードのフレッド・バンブリート(27)も30日の練習に復帰しており、早ければ31日(日本時間1月1日)のクリッパーズ戦で復帰する可能性がある。

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