陵侑 逆転で今季W杯4勝目「気持ちよかった」、レジェンド船木超えのジャンプ週間通算6勝目

[ 2021年12月31日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子個人第10戦 ( 2021年12月29日    ドイツ・オーベルストドルフ ヒルサイズ=HS137メートル )

小林陵侑(AP)
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 伝統のジャンプ週間開幕戦を兼ねて行われ、日本のエース小林陵侑(25=土屋ホーム)が合計302・0点で逆転勝ちし、今季4勝目、通算23勝目を挙げた。ジャンプ週間通算6勝目で、船木和喜と並んでいた日本人最多を更新。3季ぶり2度目の同週間総合優勝、その先の北京五輪へ、さらに勢いを増してきた。

 着地をぴたりと決めると、両腕を広げてガッツポーズを繰り出した。1回目は踏み切りのタイミングが遅れて首位のヨハンソン(ノルウェー)と8・6点差がつく5位と出遅れたが、2回目にヒルサイズを4メートルも上回る最長不倒の141メートルを飛んで逆転。飛距離換算で5メートル弱のビハインドをひっくり返し、「めっちゃ、叫んじゃった。気持ちよかった」とおどけてみせた。

 70回目を迎えた伝統のジャンプ週間で通算6勝目。日本選手では98年長野五輪2冠の船木を上回って単独最多となった。「全然、考えていなかった。うれしい」。3季ぶりの総合優勝へ幸先のいいスタートを切ったが、2度目の制覇となれば、史上13人目の複数回優勝者のリストに名を連ねる快挙となる。

 2回目の大ジャンプに「(風などの)状況もよかった。ラッキー」と話したが、運をも引き寄せる力が今の小林陵にはある。これで21年の全試合が終了。黄金色の輝く22年がやってくる。

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