ロコ・ソラーレ アイスに苦闘も北京へ開幕3連勝!チェコに6-2快勝

[ 2021年12月13日 05:30 ]

カーリング 北京五輪最終予選第2日 ( 2021年12月12日    オランダ・レーワルデン )

チェコ戦でショットを放つロコ・ソラーレの鈴木(中央)。左は吉田夕、右は吉田知(Steve Seixeiro氏提供・共同)
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 1次リーグが行われ、女子は18年平昌五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレの日本がチェコを6―2で下し、開幕3連勝を飾った。第1日(11日)の第2戦ではドイツに7―6で勝利。6―6の最終第10エンド、スキップの藤沢五月(30)が最終投で好ショットを決めた。男子はコンサドーレの日本が、第1日にドイツを6―5で下して初戦を飾ったものの、デンマーク戦は3―11で大敗した。

 11日の大会初日第2戦のドイツ戦。何とか勝ち切った藤沢の口から、思わず本音が漏れた。「なんなんだ、このアイスは」。イタリアとの初戦を終えてから、約7時間後の連戦。「全然。氷の状況が違って、凄く苦戦した」。2―2から第6エンドに3点を奪って優位に立ったが、第9エンドに追いつかれた。最終第10エンド、藤沢がラストショットで相手ストーンに当てて、自軍の石をハウス中心に寄せる「ヒット&ロール」を決めて振り切った。

 「アイス(氷)自体も難しく、我慢の展開だったが勝ち切ることが重要だった」とリードの吉田夕。セカンドの鈴木が「たくさん情報が得られたので、また次の試合につなげていけたら」と語っていたように、翌12日はチェコに勝って3連勝を果たした。

 ▽北京五輪への道 男女とも9チームが参加する最終予選で、それぞれ3枠を争う。16日まで総当たりの1次リーグを行い、1位のチームがまず五輪出場権を獲得。1次リーグ2位と3位が17日に対戦し、勝者が五輪へ。敗者は1次リーグ4位と最後の1枠を懸けて18日に戦う。

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