スケボーパーク女子にも新星 13歳・草木が初優勝、パリ五輪へ名乗り

[ 2021年12月13日 05:30 ]

スケートボード 日本選手権最終日 ( 2021年12月12日    茨城・笠間芸術の森公園スケートパーク )

<スケートボード日本選手権最終日>パーク女子、優勝した草木ひなの(撮影・小海途 良幹)
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 パーク女子決勝は草木ひなの(13)が48・67点を出して初優勝を飾った。東京五輪金メダルの四十住さくらら五輪代表は不在だったが、1本目で空中で体を1回転半させる「バックサイド540」に成功。五輪銀メダルの開心那と同じ中1の新女王が24年パリ五輪代表へ名乗りを上げた。男子は国内第一人者の笹岡建介(22=MKグループ)が3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 パーク女子の草木は1回目でバックサイド540に大会で初めて成功。ガッツポーズを繰り出し「(優勝の)実感が湧かない。初めて決めて、めちゃくちゃうれしかった」と話した。

 小3から始めたスケボーの競技歴は約4年。愛好家の母に負けたくない一心で週6日は練習に励み、頭角を現した。今大会で不在だった五輪代表勢は「次元が違う」と謙遜も、「グラインドやエアの高さを上げたい」と3年後のパリ五輪へ進化を誓った。

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2021年12月13日のニュース