東京国際大・山谷 箱根1区で「ラストスパート勝負」超高速布陣けん引

[ 2021年12月13日 05:30 ]

箱根駅伝に向けて調整する東京国際大・山谷(同大提供)
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 箱根駅伝(来年1月2、3日)で初優勝を狙う今年の出雲駅伝Vの東京国際大が12日、オンラインで会見を行い、主力として期待されながら故障で2年連続欠場していた山谷昌也(3年)が「調子をキープして良い走りをしたい」と意気込んだ。1万メートルはチーム内で日本人トップ。今季は故障に注意して練習を重ね、秋に2種目で自己ベストを更新し「残り3週間。ケガには気を付けたい」と三度目の正直を誓った。

 大志田秀次監督が「ポイントとなる選手」という山谷を1区に置くことで、2区にエースのビンセント、3区には山谷と双璧をなす丹所健(ともに3年)という超高速布陣で往路Vを狙う態勢が整った。山谷は「良さが出るのは1区。ラストスパートで勝負したい」と決意を語った。

 ◇山谷 昌也(やまたに・まさや)2000年(平12)8月19日生まれ、茨城県出身の21歳。水城高時代は全国高校駅伝に3年連続で出場。今季は出雲駅伝1区3位、全日本大学駅伝2区5位。1万メートルの自己ベストはチームで日本人選手トップの28分11秒94。1メートル70、56キロ。

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2021年12月13日のニュース