ブルズがピンチ 五輪代表のラビーンも離脱 計9選手がコロナ感染防止規定の対象

[ 2021年12月13日 12:00 ]

プロトコルの対象となって戦列を離れたブルズのラビーン(AP)
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 新型コロナウイルスの感染防止規定となっている健康安全プロトコルの対象者が急増しているNBAのブルズで12日、東京五輪の米国代表だったザック・ラビーン(26)と、控えフォワードのトロイ・ブラウンJR(22)が新たに離脱。ブルズではすでに今季26・4得点を挙げている得点リーダーのデマー・デローザン(32)ら7選手が前日までにプロトコルの対象となっていたが、さらに2選手が追加された。

 対象者となった選手が復帰するには、少なくとも10日間が経過するか、もしくは24時間の間隔をおいて実施する検査で2度の陰性証明が必要。ここまで17勝10敗で東地区全体3位につけているブルズは14日に地元シカゴ(イリノイ州)でピストンズと対戦することになっているが、現時点で出場可能となっているのは9選手のみ。NBAでは8人の選手がベンチ入りできることが試合開催の条件とあって、ブルズは危機的状況と直面することになった。

 仮に試合可能となってもデローザンに加え、今季26・0得点のラビーンも不在。計52・4得点を稼いでいる主力2人を欠いての試合になる可能性が出てきている。

 なおイリノイ州では9日に9787人、10日に7403人の新規感染者が判明。これは昨年12月中旬のレベルに達している。

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2021年12月13日のニュース