古江彩佳は70で回り7位で来季の出場資格獲得「安定したスコアで毎日回れた」 米女子ツアー最終予選会

[ 2021年12月13日 06:08 ]

米女子ゴルフツアー最終予選会最終日 ( 2021年12月12日    アラバマ州ハイランドオークスGC=6677ヤード、パー72 )

最終ラウンド、4番でバーディーパットを決める古江彩佳。通算18アンダーで7位となり来季出場資格を獲得した
Photo By 共同

 米女子ゴルフツアーの来季出場資格を争う最終予選会の最終ラウンドが行われ、5位から出た古江彩佳(21=富士通)は3バーディー、1ボギーの70で回り通算18アンダーの7位に入った。45位までに付与される来季の出場資格を獲得した。20位以内に入りより多くの試合に出場できる見通しだ。

 古江はこの日もショットが好調だった。4番でバーディー先行。10番で第2打を10センチにつけるスーパーショットでバーディー。パー3の14番は2メートルにつけて伸ばした。17番で3パットしたが、最後まで安定感抜群のゴルフを見せた。

 8日間144ホールの戦いを終えた古江は「安定したスコアで毎日回れたので良かった。8日間コース覚えるのが難しくて、これに対応するのも難しかった。でもトータルいいスコアで上がれたのは良かった」と達成感をにじませた。

 今年は日本ツアーで3勝を挙げて賞金ランク2位に入り、エビアン選手権で4位になるなど海外でも実績を残した。「悪いところから始まって、最後いい状態で終われた。充実した経験がたくさんできた1年だった」と振り返った。

 来季の主戦場を米ツアーにするのか、日本ツアーにするのか、明言していないが「いろんなところにいけると思うので、そこは楽しみです」と米ツアー参戦に前向きな姿勢も見せた。

 合計144ホールで争われた最終予選会は45位までが来季の出場資格を得る。20位以内に入ればより多くの試合に出場できる。

続きを表示

この記事のフォト

2021年12月13日のニュース