橋本が圧巻演技 順大7度目V、「輝」いた1年 さらに理想突き詰める

[ 2021年12月13日 05:30 ]

体操 全日本団体選手権最終日 ( 2021年12月12日    東京・国立代々木競技場 )

優勝が決まり喜ぶ橋本(右端)ら順天堂大の選手たち
Photo By 代表撮影

 男子が行われ、東京五輪で個人総合と種目別鉄棒の2冠に輝いた橋本大輝(20)擁する順大が、6種目合計260・764点で、2大会ぶり7度目の優勝を果たした。橋本は、つり輪以外の5種目に出場し、4種目で15点台をマークするなど圧巻の演技でチームをけん引した。2位は257・929点で徳洲会、3位は256・663点でセントラルスポーツだった。

 橋本は最終種目の床運動を終えると、人さし指で何度もNo・1ポーズ。「1位を確信し、順大が1番だということを証明した」と胸を張った。跳馬では最高難度の大技ヨネクラに挑戦したい思いもあったが、結果を最優先し難度を落としたロペスに変更。「チームのために戦えて良かった」と安どの表情を見せた。五輪イヤーの今年を漢字1字で「輝」と表現した20歳は、「もっと理想の演技を突き詰めたい」と来年以降を見据えた。

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2021年12月13日のニュース