18歳・三木 スノボW杯女子パラレル回転で自己ベスト2位 強豪次々撃破

[ 2021年12月13日 05:30 ]

三木つばき
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 スノーボードのW杯は12日、ロシア・バンノエで非五輪種目のパラレル回転が行われ、女子は18歳の三木つばき(CATALER)が自己最高の2位となった。決勝でジュリー・ツォク(スイス)に0秒17差で敗れた。14年ソチ冬季五輪パラレル大回転銀メダルの竹内智香(広島ガス)は14位だった。男子は予選で神野慎之助(トヨタ自動車)が25位、斯波正樹(ジョイングループ)が途中棄権でともに落選した。アンドレアス・プロメガー(オーストリア)が今季初勝利を挙げた。

 北京五輪が控えたシーズンの目標に「W杯で3回ベスト4」を掲げた三木。2戦目で早々と4強の先に進んでも「あまりうれしい気持ちはない。どう滑りを良くするかを一日中考え、勉強がいっぱいできた、いい一日になった」と浮かれる様子はなかった。合計タイム8位で予選を通過。決勝トーナメントでは海外の強敵を次々に撃破し、初の最終決戦までこぎ着けた。昨季は五輪種目のパラレル大回転と合わせ4度W杯8強入りしたホープは「力にふさわしい表彰台を得られるように頑張る」とさらなる高みを追求していく。

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2021年12月13日のニュース