不変の“みまじゅん”水谷「集大成で最高の結果」、美誠「頑張って良かった」

[ 2021年12月7日 05:30 ]

スポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2021」表彰式 ( 2021年12月6日    東京ドームホテル )

<FOR ALL 2021>表彰状を持つ(左2人目から)大橋悠依、杉浦佳子、水谷隼。ミス日本グランプリの松井朝海(左端)とミススポーツの高垣七瀬(右端)が花を添える(撮影・篠原岳夫)
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 グランプリの表彰式でも、東京五輪卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼(32)、伊藤美誠(21)の「みまじゅん」の名コンビぶりは不変だった。互いの性格を聞かれると、水谷は「鬼」と表現して会場の笑いを誘った。米国での世界選手権個人戦から帰国したばかりの伊藤は隔離期間のためリモートで出演。11歳下ながら、負けていなかった。

 「水谷選手は強そうに見えるじゃないですか。でも、意外とそんなに気持ちが強くないんですよ」

 ともに静岡県磐田市出身。実家は徒歩で10分ほどの距離にある。妹分の伊藤は小さい頃から慕うだけに、遠慮はない。逆に兄貴分の水谷は懐が深い。この絶妙な仲で、東京五輪で初採用された混合ダブルスを制した。日本卓球界初の五輪での金メダルだった。

 水谷「集大成として臨んだ東京五輪は、金メダルという最高の結果を残せて、引退に花を添えられた」

 伊藤「東京五輪が1年延期になって、1年なら頑張れると思って必死に練習した。3種目でメダルを3つ獲れて、あれだけ頑張って良かった。五輪は、気持ち的に頑張れる源のような大会」

 既に別々の形で次の一歩を歩み出している。水谷はタレント活動で、伊藤は24年パリ五輪で、卓球界を盛り上げる。

 ◇水谷 隼(みずたに・じゅん)1989年(平元)6月9日生まれ、静岡県磐田市出身の32歳。青森山田高―明大。「スポーツは左利きが有利」という母・万記子さんの持論で、右利きながら卓球はサウスポー。5歳で競技を始め、両親が設立した「豊田町卓球スポーツ少年団」で育つ。08年北京五輪から五輪4大会連続出場。16年リオデジャネイロ五輪はシングルスで銅、団体で銀。東京五輪は混合で金、団体で銅。全日本選手権で史上最多10回の優勝を誇る。1メートル72、63キロ。

 ◇伊藤 美誠(いとう・みま)2000年(平12)10月21日生まれ、静岡県磐田市出身の21歳。2歳から卓球を始める。磐田北小卒業後に大阪に移り住み、大阪・昇陽中、昇陽高卒。15年ドイツオープンで、ワールドツアーの最年少優勝記録(14歳152日)を樹立。16年リオデジャネイロ五輪の団体銅は、卓球競技の最年少メダル(15歳300日)。21年東京五輪で混合ダブルス金、シングルス銅、団体銀を獲得。1メートル54。

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