ソフトボール新リーグ「JDリーグ」 開幕カードは来年3・28、ビックカメラ高崎とトヨタ自動車が激突

[ 2021年12月7日 14:26 ]

JDリーグ記者会見に登壇した(左から)ビックカメラ高崎の藤田と上野、トヨタ自動車の後藤と切石
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 日本女子ソフトボールリーグ機構は7日、都内で記者会見を行い、来春からスタートする新リーグ「ジャパンダイヤモンドリーグ(JDリーグ)」の概要を発表した。開幕カードは来年3月28日で、ビックカメラ高崎とトヨタ自動車(ZOZOマリン)に決定。ビックカメラ高崎の上野由岐子投手(39)とトヨタ自動車の後藤希友投手(20)による東京五輪金メダルメンバーの投げ合いで幕を開ける。

 今夏の大舞台で頂点に立った2人が、新リーグで先陣を切ることになった。記者会見に登壇した上野と後藤。記念すべき開幕カードで激突することが決まり、上野は「しっかり準備して、投げていきたい」と見据え、後藤も「若い世代を代表してフレッシュさを出していきたい」と意気込んだ。

 これまで12チームで争っていた制度から、JDリーグでは16チームに増え、東西の2つの地区に分かれる。東地区はHonda、ビックカメラ高崎、太陽誘電、戸田中央総合病院、日立、大垣ミナモ、NEC、デンソーの8チームで、西地区はトヨタ自動車、豊田自動織機、東海理化、日本精工、SGホールディングス、シオノギ製薬、伊予銀行、takagi北九州の8チーム。交流戦も行われ、全日程が終了した時点で勝率が最も高いチームが地区優勝となる。その後、東西地区の1~3位、東西地区の4位で勝率の高い方の計7チームがポストシーズンに進出し、トーナメント方式で年間チャンピオンを決める。

 また、リーグを支えるパートナー各社も決定。タイトルパート―ナーは家具チェーンの大手「ニトリ」、オフィシャルパートナーは調剤薬局やドラッグストアなどを運営する「アインホールディングス」と、スポーツ用品メーカー「ミズノ」、オフィシャルキャップパートナーは「47」、オフィシャル配信パートナー「スポーツナビ」、ファンマーケティングパートナーは「ぴあ」、ツアーゲームズタイトルパートナー「JTB」と発表された。

 リーグの島田利正チェアマンは会見で「驚きや感動だけでなく、個性もお届けできたらなと思う」と話し、ニトリの似鳥昭雄代表取締役会長は「夢のあるようなスポーツに協力したいと思った。新しいことに挑戦していきたい」と開幕を心待ちにした。

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2021年12月7日のニュース