賞金ランク1位の稲見が練習ラウンド 腰の状態は「違和感しかない」 女子ゴルフ伊藤園レディース

[ 2021年11月11日 14:07 ]

稲見萌寧
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 女子ゴルフの伊藤園レディースは12日から3日間、千葉・グレートアイランド倶楽部で開催される。賞金ランク1位の稲見萌寧(22=都築電気)は11日、9ホールを回って最終調整した。

 腰痛のため2週前の樋口久子・三菱電機レディースを欠場。復帰戦となった先週のTOTOジャパンクラシックでは痛み止めを服用しながらプレーし2位に入った。稲見は「4日間回り切れて、単独2位で良かったなと思う」と振り返った。

 TOTOクラシック終了後は「病院に行ったり、ケアを受けたり。必要最低限の練習をしている感じ」と腰に負担をかけないようにしている。9日は治療などを優先し、8Iで10球打っただけ。10日は9ホールのラウンド後に20球程度しか打っていない。

 腰の状態については「良くもならず、悪くもならずという感じ。フルショットはできているけど、あまり振れない。インパクトからは動きが変わっている。違和感しかない」と説明した。

 今週に入って、痛みを和らげるために湯たんぽを購入した。「冷えたりする方が(筋肉が)固まって痛くなるのかなというのがある。温めてめちゃくちゃ良くなるわけではないけど、温めないときついかなと」と患部を温めているという。

 残り3試合。賞金女王争いは佳境に入った。現在賞金ランク1位を走る。一時は7200万円以上あった2位の古江との差は約397万円まで縮まった。稲見は「詰められても、追い抜かれてもしようがないかなという感じ」と冷静に受け止め目の前のプレーに集中する。

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2021年11月11日のニュース