サーフィン大原洋人 逆転でのCT昇格へ意欲「まだチャンスがある」

[ 2021年11月11日 18:29 ]

NPO法人主催のビーチクリーン活動に参加した大原洋人
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 サーフィンの東京五輪代表の大原洋人(24)が11日、神奈川県葉山町の大浜海岸で、プロボディーボーダーで19年世界チャンピオンの姉・沙莉(26)らが設立したNPO法人「サーフアンドシー」主催のビーチクリーン活動に参加。約45分、海岸の清掃活動を行い、「気持ち的にも海にもいいこと。こういう活動の回数をもっと増やしていきたい」と話した。

 東京五輪の会場となった千葉県一宮町出身の大原は、幼少期から地元の海岸が遊び場であり、競技の原点にもなった。現在のビーチは子供のころと比べて「サーファーが意識的に拾っているので、ビーチのゴミは減っているような気がする」と話した。一方、姉の沙莉によると、五輪会場として脚光を浴びたこともあり、ビジター(遠方から来るサーファー)や初心者が増え、中にはゴミに対するマナー意識が低い人間もいるという。今後は姉弟で一宮町の海をきれいにする活動の計画もあり、大原も「少しでもきれいにしていきたい」と話した。

 5位タイで終えた東京五輪後は、すでにプロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)昇格を目指して活動を再開。今月26日には米ハワイで昇格シリーズの最終第4戦が開幕する。現在、シリーズ33位と来季の昇格は厳しい状況だが、「五輪を経験したことで今までよりも自信が付いた。まだチャンスがあるので頑張りたい」と意気込みを語った。

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2021年11月11日のニュース