ユニクロが北京冬季オリパラのスウェーデン選手団に公式ウエアを提供

[ 2021年11月11日 17:00 ]

ユニクロのウエアを着用したスウェーデン代表選手(Provided by SOC/SPC)
Photo By 提供写真

 ユニクロは11日、来年2月の北京冬季五輪と同3月の北京冬季パラリンピックに出場するスウェーデン代表選手団に公式ウエアを提供すると発表した。また、スピードスケート世界選手権男子長距離2冠のニルス・ファンデルプール(25)らトップ選手21人によるチームブランドアンバサダー「ユニクロ チーム スウェーデン」を結成したことも発表した。

 競技時をはじめ、式典や練習、移動中など大会期間中に着用する公式ウエアは、寒暖差が大きい天候でも最高のパフォーマンスを発揮できるように開発され、クオリティー(高品質)、イノベーション(革新性)、サステナビリティー(持続可能性)を追求。防寒と通気性を兼ね備えた素材を開発し、体温調節がしやすいように重ね着を可能としたほか、車いす競技選手との共同開発で腹部周りの服のもたつきを解消するようなハイブリッドジャケットなども提供する。公式ウエアの約70%には回収したペットボトルのリサイクル素材を使用するなど環境にも配慮した。

 スウェーデン・オリンピック委員会(SOC)のピーター・レイネボCEOは「選手やコーチの要望に耳を傾け、会場のあらゆる気候に対応できる素晴らしいコレクションを完成させることができたと感じています」とコメントを発表。フリースタイルスキー世界選手権男子モーグル銅メダリストのルドゥウィッグ・フィヤルストロームは「今回、ユニクロとパートナーになれたことをうれしく思います。来年、最大限のパフォーマンスで大会に臨みたいと思います。そして、スウェーデンのために全力を尽くし、大会を楽しみたいと思います」とした。

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2021年11月11日のニュース