ペア“りくりゅう”名刺代わりのSP自己新3位発進も「まだまだ売り足りない!」

[ 2021年10月23日 11:48 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第1戦・スケートアメリカ第1日 ( 2021年10月22日    米ネバダ州ラスベガス )

ペアSP 演技する三浦(上)、木原組(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 ペアのショートプログラムに出場した昨季の世界選手権10位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は72・63点で3位発進した。息の合った演技で「ハレルヤ」を優雅に舞い、9月のオータムクラシックの72・32点を上回る自己新記録をマーク。三浦は「レベルの取りこぼしは多かったんですけど、下の点数で8点台をほとんどださせていただいた。そこはオータムからの期間での成長」と振り返った。

 三浦にとっては初の米国での試合。2人は「この時期から試合に出場できることがうれしいよね」と普段通りの会話で緊張をほぐした。「名前を売っていかないと」と話していた木原はSPで好演技をしても「まだ売り足りないです!もうちょっとセールはしたくないです。何%引きじゃなくて、もっともっと売っていきたい」とジョークめかして語った。

 3位発進で23日のフリーに向かう。表彰台も見えてきたが、三浦は「結果を重く受け止めず、自分たちらしく明日は臨みたい」と落ち着き、木原も「明日は順位というよりはオータムの自分たちに勝てるように。オータムでできなかったことを明日しっかりできるようにしたい」と足元を見つめた。

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