宮原知子、3回転半回避も東京選手権V GPスケートアメリカへ「今まで以上に楽しみ」

[ 2021年10月9日 18:50 ]

フィギュアスケート東京選手権第2日 ( 2021年10月9日    ダイドードリンコアイスアリーナ )

<東京選手権第2日>シニア女子フリー、演技をする宮原知子(撮影・小海途 良幹)
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 女子は18年平昌五輪4位の宮原知子(木下グループ)が、合計208・85点で優勝した。

 8日のSPで72・30点の首位に立った宮原は、この日のフリーでもトップの136・55点をマーク。2日のジャパン・オープンで失敗したトリプルアクセルは跳ばずにダブルアクセルとし、冒頭の3―3回転が3―2回転となった以外は、安定したジャンプで演技をまとめた。

 トリプルアクセルを回避した理由については、ジャパン・オープンを踏まえて「自分の見せたい滑りが、(トリプル)アクセルを入れることで少し落ちてしまった」と説明。より滑りや表現に集中することで、高評価を引き出した。

 22日にはGPシリーズ・スケートアメリカ(ラスベガス)が開幕。宮原にとっては2季ぶりのGPで、「緊張すると思うけど、今まで以上に楽しみな気持ち。自分のスケートを楽しむことを忘れず、大きく滑ることを意識して頑張りたい」と意気込んでいた。

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