富士通陸上部 男子棒高跳び・沢野、競歩・森岡、短距離・長田が今月末で引退

[ 2021年9月17日 05:30 ]

引退を表明した(左から)沢野大地、森岡紘一朗
Photo By 共同

 富士通陸上部は16日、男子棒高跳びで5メートル83の日本記録を持ち、16年リオデジャネイロ五輪7位の沢野大地(41)、男子50キロ競歩で12年ロンドン五輪7位の森岡紘一朗(36)、男子短距離の長田拓也(27)が今月末で現役を引退すると発表した。

 沢野と森岡は同部のスタッフとなる。沢野は日本選手権で優勝11度を誇り、五輪は3度、世界選手権には7度出場した。森岡は08年北京から3大会連続で五輪に出場。5度出場した世界選手権では11年大会の50キロで5位に入賞した。

 また、リオ五輪男子200メートル代表の高瀬慧(32)ら3人の退部も発表。退社はせず、今後は個人で競技活動を続ける。いずれも24~26日の全日本実業団対抗選手権(大阪市)が区切りとなる。

 ≪女子・市川、和田も全日本実業団最後に≫ミズノは16日、陸上女子で12年ロンドン五輪400メートルリレー代表の市川華菜(30)と、09年世界選手権400メートルリレー代表の和田麻希(34)が今月24~26日の全日本実業団対抗選手権(大阪市)を最後に現役を引退すると発表した。市川は日本が11年に400メートルリレー、15年に1600メートルリレーで日本記録を樹立した際のメンバー。100メートルで11秒43、200メートルで23秒39の自己記録を持ち、17年の日本選手権で2冠に輝いた。和田も05年から日本選手権に17大会連続で出場するなど、長く活躍した。

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2021年9月17日のニュース