デーデー・ブルーノ まさかの予選敗退に涙「何も残せないまま」 インカレ男子100メートル

[ 2021年9月17日 12:29 ]

陸上 日本学生対校選手権第1日 ( 2021年9月17日    埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 )

デーデー・ブルーノ
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 男子100メートル予選が行われ、東京五輪男子400メートルリレー代表のデーデー・ブルーノ(21=東海大)がまさかの予選敗退に終わった。痛めていたという脚の影響もあり、13秒04の組最下位でフィニッシュ。「トップスピードに上がるにつれて痛みが出たので止めた。4年間やってきて、その最後の舞台。エースとしてやってきた。何も残せないまま終わってしまって悔しいです」と目に涙を浮かべた。

 今年6月の日本選手権男子100メートルで10秒19で2位となり、一気に注目を集めた。東京五輪ではリレーメンバーに選出。出場機会がなかったが「世界がどのくらいのレベルなのか生で感じられた。どの位じゃないと戦えないというのがはっきりわかった」と収穫を口にする。

 高校時代に陸上を始めて5年。デーデーは「まだまだ成長できる点はある。目標は9秒台に入るだけじゃなく9秒7、8台を出さないと世界の決勝で戦えない。そこを目標にしている」と話していた。

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2021年9月17日のニュース