鈴木桂治氏が柔道男子代表新監督確実 12年秋から重量級担当コーチとして井上体制支える

[ 2021年9月17日 05:30 ]

鈴木桂治氏
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 柔道男子日本代表の新監督に2004年アテネ五輪男子100キロ超級覇者の鈴木桂治氏(41)の就任が確実となっていることが16日、分かった。東京五輪で史上最多5個の金メダルに導き、今月末で2期9年の任期を終える井上康生監督(43)の後を引き継ぐ。28日の全日本柔道連盟(全柔連)理事会で正式決定する。

 茨城県出身の鈴木氏は鋭い足技を武器に無差別級と100キロ級で世界選手権を制し、全日本選手権は歴代3位の優勝4度。12年秋からは日本男子重量級担当コーチとして井上体制を支え、東京五輪100キロ級金メダルのウルフ・アロン(了徳寺大職)を指導した。現在は母校の国士舘大で総監督も務めている。

 東京五輪で金メダル4個を獲得した女子日本代表の増地克之監督(50)は続投の方向。

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2021年9月17日のニュース