フェンシング・島村が引退表明 37歳「パリを考えた時に気持ちが出てこなかった」今後は警視庁でコーチ

[ 2021年9月17日 05:30 ]

男子サーブル準々決勝で徳南堅太(左)と対戦する島村智博
Photo By 共同

 フェンシング全日本選手権個人戦第1日が16日に東京・駒沢体育館で無観客で実施され、男子サーブルは全日本4連覇の実績を持つ島村智博(37=警視庁)が準々決勝で徳南堅太(34=デロイトトーマツコンサルティング)に敗れて引退を表明した。

 東京五輪代表の島村は準々決勝で徳南に11―15で敗れ、試合後に「自分のフェンシング人生は今日で終えたい」と引退を表明した。男子サーブルのエースとして日本をけん引してきた37歳。五輪後に「パリを考えた時に気持ちが出てこなかった」と明かし、今後は所属先の警視庁でコーチを務めるという。「知識と経験を伝えて、指導者として五輪を目指したい」と話した。

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2021年9月17日のニュース