フェンシング男子フルーレ団体、強豪フランスに惜しくも敗れ、米国との3位決定戦へ

[ 2021年8月1日 14:47 ]

東京五輪第10日 フェンシング男子フルーレ団体 ( 2021年8月1日    幕張メッセ )

<日本・フランス>準決勝でフランスのエンゾ・ルフォール(左)と対戦する松山恭助(AP)
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 フェンシング・男子フルーレ団体で、日本(世界ランキング7位)は準決勝でフランス(同2位)に42-45で敗れ、米国との3位決定戦に回った

 初戦となる準々決勝で第3シードの格上イタリアを大接戦の末に破ってここに駒を進めた日本。個人フルーレで4位だったエース・敷根崇裕(23=ネクサス)に17年世界選手権の個人銀メダリスト・西藤俊哉(24=セプテーニ・ホールディングス)、松山恭助(24=JTB)にリザーブが永野雄大(22=ネクサス)というイタリア戦と同じ布陣で挑んだ。

 2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの強豪を相手に8点リードされた最終9試合目で松山が神がかり的な強さを発揮。一時、1点差まで追い上げたが及ばなかった。

 男子エペ団体の歴史的金メダルに続く団体でのメダル獲得をかけた3位決定戦は、午後6時30分開始予定。

 フェンシングは、2人の選手が向かい合い、片手に持った剣で互いの有効面を攻防する競技。種目はフルーレ、エペ、サーブルの3種目がある。団体戦は1チーム3名(+1名の交代選手)による総当たり戦で、3分×9セットのうち、45点先取したチームか、または試合終了時により得点を多く取ったチームが勝利となる。

【フルーレ】

 胴体が有効面で、頭や手足への攻撃は無効。攻撃の優先権があり、相手の剣を払うと優先権を奪い返せる。同時突きは判定もしくは無効。また攻撃は「突き」のみが有効で「斬る」のは無効。

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