稲森「やっちゃった」18番でVスルリ 首位タイで最終ホールも痛恨ボギー2位終戦

[ 2021年7月5日 05:30 ]

男子ゴルフツアー  日本プロ選手権最終日 ( 2021年7月4日    栃木県 日光CC=7236ヤード、パー71 )

18番、パーパットを惜しくも外す稲森佑貴(撮影・西尾 大助)
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 稲森佑貴(26=国際スポーツ振興協会)が3バーディー、2ボギーの70で回り通算12アンダーで2位に入った。首位タイで迎えた最終18番でボギーを叩きツアー3勝目を逃した悔しさを糧に全英オープン(15日開幕、英国)に臨む。3位から出た金成ヒョン(22=韓国)が通算13アンダーで逆転し、メジャー大会で日本ツアー初優勝を飾った。

 痛恨のボギーに稲森は肩を落とした。首位に並んで迎えた18番パー4。残り220ヤードから3Uで打った第2打は大きく右に曲がった。40ヤードのアプローチはピンをオーバー。カラーからパターで打った第4打はわずかに外れた。

 ミスになった第2打について「芯には当たったけど、雨の影響でボールが滑った。“やっちゃったな”と思った。一番行ってはいけない右に行った」と悔しげな表情で振り返った。

 ツアー2勝はいずれも日本オープン。フェアウエーキープ率1位を誇り、難しいセッティングを得意とする。この日も断続的に雨が降る悪条件の中、耐えてスコアを1つ伸ばしたが、メジャー3勝目には届かなかった。

 10日に渡英し全英オープンに参戦する。「悪天候で全英の練習になった。優勝できなかったけど、ゴルフは悪くないので頑張りたい」と海外メジャーでのリベンジを誓った。

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2021年7月5日のニュース