ネッツが東地区決勝進出に王手 48分フル出場のデュラントは“記録的”なトリプルダブル

[ 2021年6月16日 13:41 ]

残り50秒、貴重な3点シュートを決めたネッツのデュラント(AP)
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 NBA東地区準決勝の第5戦が15日にブルックリン(ニューヨーク)で行われ、第2シードで地元のネッツが最大17点差を逆転して第3シードのバックスを114―108(前半43―59)で退けて3勝2敗。第4戦で足首を痛めたカイリー・アービング(29)は欠場したが、ケビン・デュラント(32)が48分フル出場してフィールドゴール(FG)を23本中16本(うち3点シュートは9本中4本)、フリースローを16本中13本成功させてプレーオフ自己最多にあと「1」と迫る49得点をたたき出して18年ぶりの地区決勝進出に王手をかけた。デュラントは勝負どころの第4Qだけで20得点。106―105で迎えた残り50秒には正面から起死回生の3点シュートを決めて存在感を示した。

 デュラントは17リバウンド、10アシスト、3スティール、2ブロックショットと攻守両面で奮闘。3部門の個人成績に2ケタの数字を残すトリプルダブルは、ウォリアーズ時代の2018年12月27日(対トレイルブレイザーズ=26得点、10リバウンド、11アシスト)以来、自身通算14回目で、プレーオフではキャバリアーズを4勝0敗で下した2018年6月8日のファイナル第4戦(20得点、12リバウンド、10アシスト)以来、2回目となった。

 NBAのプレーオフで「45得点+15リバウンド+10アシスト」以上を1試合で記録したのは史上初。デュラントにとってはファイナルで2度MVPとなった底力を見せつける一戦となった。

 この日は第1戦の開始早々に右太腿を痛め、第2戦から3試合連続で欠場していたジェームズ・ハーデン(31)が復帰。放った8本の3点シュートはすべて外したものの、46分間にわたってコートに立ち続けて5得点、6リバウンド、8アシストを記録した。101―101で迎えた第4Qの残り1分27秒には勝ち越しのフリースローを2本とも成功。以後ネッツは再逆転を許さなかった。

 バックスは第3Q5分すぎに74―57としていたがここから失速。この日、今季の「オールNBA(ベスト5)」のファーストチームにただ1人満票(100票)で選出されたヤニス・アデトクンボ(26)は42分出場して34得点と12リバウンドを稼いだものの、残り1分14秒からのフリースロー(計4本)では2本を外して接戦をものにすることができなかった。

 なお「オールNBA」の選出メンバーは下記の通り。投票は3つのポジション別に3人連記で行われ、ファースト5点、セカンド3点、サード1点の得点合計。アデトクンボはファーストのみの100票で500点だった。今季のMVPに選出されたナゲッツのセンター、ニコラ・ヨキッチ(26)が498点で“次点”だった。

 ▼ファーストチーム
(G)ステフィン・カリー(ウォリアーズ・98―2―0=496点)、ルカ・ドンチッチ(マーベリクス・55―41―4=402点)
(F)ヤニス・アデトクンボ(バックス・100―0―0=500点)、カワイ・レナード(クリッパーズ・28―58―9=323点)
(C)ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ=99―1―0=498点)
 ▼セカンドチーム
(G)デイミアン・リラード(トレイルブレイザーズ・38―60―2=372点)、クリス・ポール(サンズ・23―62―10=311点)
(F)ジュリアス・ランドル(ニックス・16―46―35=253点)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ・2―44―32=174点)
(C)ジョエル・エンビード(76ers・28―70―2=352点)
 ▼サードチーム
(G)ブラドリー・ビール(ウィザーズ・0―7―50=71点)、カイリー・アービング(ネッツ・0―7―40=61点)
(F)ジミー・バトラー(ヒート・7―26―18=131点)、ポール・ジョージ(クリッパーズ・0―13―50=89点)
(C)ルディー・ゴベア(ジャズ・0―26―70=148点)
 *Gはガード、Fはフォワード、Cはセンター。所属チーム中のあとの数字はファースト(5点)、セカンド(3点)、サード(1点)の投票数

 <地区準決勝の組み合わせと経過>
 ▼東地区
(1)76ers―(5)ホークス(2勝2敗)
(2)ネッツ―(3)バックス(ネッツの3勝2敗)
 ▼西地区
(1)ジャズ―(4)クリッパーズ(2勝2敗)
(2)サンズ―(3)ナゲッツ(サンズ4勝0敗で地区決勝に進出)
 *カッコ内の数字は地区全体順位

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