笹生 魔の3日目耐えた、1差2位「イーブンで終われて良かった」

[ 2021年6月7日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン第3日 ( 2021年6月5日    カリフォルニア州 オリンピック・クラブ=6486ヤード、パー71 )

14番、ティーショットを放つ笹生(AP)
Photo By AP

 単独首位から出た笹生優花(19=ICTSI)は4バーディー、4ボギーの71で回り通算6アンダーとし、1打差の2位に後退した。最終日に19歳351日となる笹生は大会史上最年少優勝、日本人として大会初制覇を目指す。レキシー・トンプソン(26=米国)が7アンダーでトップ。畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は71で回り1アンダーで9位から6位に上がった。

 グリーンが乾きコースの難易度が増した。アンダーパーで回ったのは6人。我慢比べの18ホールを耐え抜いた笹生は「イーブンで終われて良かった。凄く良い日だった」とすがすがしい表情だった。

 1番パー5で第3打を1・5メートルにつけてバーディー発進。10番で3つ目のバーディーを奪いリードを3打に広げた。しかし13、14番でアイアンショットがグリーンからこぼれ落ちて連続ボギー。18番のボギーでトンプソンに首位を明け渡した。

 パーオンできたのは10ホールだけ。苦しい展開で助けになったのがアプローチだ。17番パー5では奥の深いラフからロブショットを1・2メートルへ。バーディーを呼び込み「悪いライじゃなかったので。うまくいって良かった」と息をついた。

 昨年の全米女子オープン、今年4月のANAインスピレーションは上位で臨んだ第3ラウンドで崩れた。同月のロッテ選手権でも第3日に首位から陥落した。その鬼門をパープレーで乗り切った。

 3年前、ジュニアの大会に出場後、ANAインスピレーションを観戦した。その際、ファンの一人として列に並び、トンプソンにサインをもらった。「(トンプソンは)覚えていないでしょ。50人くらい並んでいたから。でも、グローブもくれましたよ」。憧れの選手と最終日最終組でビッグタイトルを争うことになり「本当に凄くうれしい」と話した。

 日本とフィリピンの二重国籍を持ち東京五輪にはフィリピン代表で出場する意向。1打差を追う最終日は日本人初の全米女子オープン優勝、日本女子として樋口久子、渋野日向子に次ぐ3人目の海外メジャー制覇を目指す。大会史上最年少優勝も狙う19歳は「日本で優勝しているけど、最終日はいろんなことを考えてしまうと思う。全部受け入れて、またいい経験をしたい」と冷静さを保っている。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2021年6月7日のニュース