全日空が9秒95の山県亮太に祝福の機内アナウンス「コロナ禍に明るいニュース」

[ 2021年6月7日 13:33 ]

陸上男子100メートルの日本新から一夜明けた山県亮太は、前夜は眠れなかったと言いつつも、鳥取空港で明るい表情を見せた
Photo By スポニチ

 陸上の布勢スプリントで男子100メートルの日本新記録9秒95を出した山県亮太(28=セイコー)に、全日空から粋なプレゼントが届いた。レースから一夜明けた7日、鳥取空港から羽田空港へ向かう機内で、キャビンアテンダントが祝福のアナウンス。「昨日、鳥取市の陸上競技場で男子100メートル決勝が行われました。9秒95の日本記録をマークした山県亮太選手おめでとうございます。コロナ禍の暗く不安な日々の中、明るく胸躍るニュースを届けてくださり、ありがとうございます。これからも山県選手のご活躍をお祈り申し上げます」という声が響くと、機内から拍手が起きた。

 機長もこう続けた。

 「今後の活躍を期待しております。中学時代の100メートルの自己ベストが12秒00の機長より、お祝いを申し上げます」

 予想外の展開に、山県は「恥ずかしい。うれしいです。こんなこと、なかなかあることじゃないので」と照れていた。

続きを表示

2021年6月7日のニュース