メジャー初Vの19歳笹生優花 好きな選手はマキロイとウッズ 年に1度のぜいたくはしゃぶしゃぶ

[ 2021年6月7日 09:00 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン最終日 ( 2021年6月6日    カリフォルニア州 オリンピック・クラブ=6486ヤード、パー71 )

優勝トロフィーを掲げる笹生優花(AP)
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 19歳の笹生優花(ICTSI)が通算4アンダーで並んだ畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)とのプレーオフを制し、メジャー初制覇を飾った。19歳351日での大会制覇は08年の朴仁妃(韓国)の記録を2日更新する大会史上最年少優勝。日本とフィリピンの二重国籍で東京五輪にはフィリピン代表として出場する予定だが、日本勢としては全米女子プロ選手権を制した77年の樋口久子、全英女子オープンを制した19年の渋野日向子に続く3人目のメジャー覇者となった。笹生のプロフィールを振り返る。

 ☆生年月日 2001年(平13)6月20日生まれ、東京都出身の19歳。
 ☆サイズ 1メートル66、63キロ。
 ☆家族 日本人の父とフィリピン人の母、妹と弟3人。日本とフィリピンで育ち、両方の国籍を持つ。5歳から8歳まで日本で過ごす。国籍は22歳までに選択する必要があるが、東京五輪はフィリピン代表で出場し、その後、日本の国籍を選ぶ意思を示している。
 ☆ゴルフ歴 8歳で始める。小3で金銭的にも練習環境のいい母の故郷フィリピンへ。14歳でフィリピンのプロツアー優勝。18年にフィリピン代表として出場したアジア大会で個人・団体ともに金メダル。昨年のオーガスタ女子アマは3位。
 ☆プロ転向 19年のプロテスト18位。20年1月に入会(第92期生)。8月のNEC軽井沢72で国内ツアー初優勝を果たすと、続くニトリ・レディースで2大会連続優勝を果たした。
 ☆得意クラブ 1W。
 ☆巨人の星 子どもの頃から重りをつけたスクワット、ボクシングのミット打ち、野球の守備など父・正和さんと二人三脚で鍛え、小3で70ヤードの飛距離。飛距離は1年で30ヤード、13歳からは50ヤードずつ伸び、現在の平均は260ヤード強。
 ☆好きな選手 ロリー・マキロイとタイガー・ウッズ。
 ☆好きなこと 一番は寝ることとゴロゴロすること。次に家族での卓球や釣り。
 ☆好きな食べ物 毎日食べたいものはカレー。年に一度のぜいたくはしゃぶしゃぶ。

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