新体操代表・杉本主将 ワクチン接種で複雑胸中「国民の方々を優先して」

[ 2021年5月9日 05:30 ]

新体操テストイベント 演技するフェアリージャパン(撮影・白鳥 佳樹)
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 東京五輪の新体操団体日本代表「フェアリージャパン」の杉本早裕吏主将(25=トヨタ自動車)が8日、選手優先とも取れるワクチン接種について複雑な胸中を明かした。

 有明体操競技場での五輪テスト大会後に取材に応じ、「うれしいけど、国民の方々を優先してワクチンをやっていただきたい」とした上で、大多数の国民に先駆けて接種した場合には「感謝の気持ちを忘れずに五輪に向かっていきたい」と話した。この日は表彰式の予行演習も行われ、テスト大会用の金メダルも受け取った。「五輪でもう一度、金メダルをかけて君が代を歌えたら本当にうれしいこと」と夢舞台を見据えた。

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2021年5月9日のニュース