コーツ調整委員長 開催強調、中止論は懸念事項も「接種進めば変わる」

[ 2021年5月9日 05:30 ]

国立競技場と五輪マーク
Photo By スポニチ

 国際オリンピック委員会(IOC)の副会長で東京五輪調整委員長も務めるジョン・コーツ氏(オーストラリア)が8日、東京大会が「予定どおりに開催されることは間違いない」と強調した。

 オーストラリア・オリンピック委員会の総会で、大会参加者と外部との接触を遮断する「バブル」など新型コロナウイルス対策はテスト大会でも機能していると説明。日本で強まる五輪中止の世論を「懸念事項」としながらも、「ワクチン接種の少なさが関係している。接種が進めば変わってくると思う」と期待し、組織委員会が対策の有効性を国民に伝えることが重要とも述べた。

続きを表示

2021年5月9日のニュース