渋野34位も次戦に手応え「コツコツとできた」 米女子ツアー・ホンダLPGA

[ 2021年5月9日 18:54 ]

渋野日向子
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 米女子ゴルフツアーのホンダLPGA(賞金総額160万ドル=約1億7440万円、優勝賞金24万ドル=約2616万円)は8日、タイのサイアムCCオールドC(6576ヤード、パー72)で最終の第4ラウンドを行った。

 37位からスタートした渋野日向子(22=サントリー)は5バーディー、2ボギーの69をマークし、通算9アンダーの34位とわずかに順位を上げて2021年米ツアー4戦目を終えた。前半の16番パー3(184ヤード)では2段グリーンの下から20メートルのバーディーパットを沈め、思わず笑みがこぼれる場面もあった。

 「3パットのボギーと木に当ててしまってのボギーがあったので、最小限のボギーで抑えられたとは思うんですけど、取りたいバーディーパットが入らなかったり、悔しいところもありました。先週のシンガポールに比べたら今週はショットが安定しててもっとスコアを出したいと思ってしまう感情もあったんですけど、それでもコツコツとできたので凄く良かったと思いますし、次につながるなっていうのは凄く思いました」

 この後は1週間の休養を挟んで5月20日開幕のピュアシルク選手権(米国バージニア州キングズミル・リゾート)に出場する。

 15位からスタートした畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は1イーグル、1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73とスコアを落とし、通算10アンダーの31位。68で回った河本結(22=リコー)と70で回った上原彩子(37=モスバーガー)が通算12アンダーの23位に入った。

 首位に5打差の9位からスタートした地元タイのアリヤ・ジュタヌガーン(25)が63の快スコアをマークし、通算22アンダーで3年ぶりの米ツアー11勝目を挙げた。

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2021年5月9日のニュース