バレー男子日本代表・柳田将洋が率直な心境明かす IOCからワクチン提供に「答えづらい」

[ 2021年5月9日 19:54 ]

<バレーボール男子日本代表紅白戦第2日>試合後、取材に応じた柳田将洋
Photo By スポニチ

 バレーボール男子日本代表のアウトサイドヒッター・柳田将洋(28=サントリー)が、IOCによる「五輪、パラリンピック参加者への新型コロナウイルスワクチン提供」について思いを語った。

 東京五輪まで残り75日。開催が迫る中で、新型コロナウイルス拡大は続き、日本ではワクチン接種が国民に広まっていない。紅白戦終了後、報道陣の取材に応じた柳田は「ボクらが知り得ている情報はニュースやネットがほとんどなので。ボクの捉え方としては、それがすべて正しい情報なのかっていうことに確信が持てていない」と言葉を慎重に選びながら「答えづらい」と率直な心境を打ち明けた。

 続けて「オリンピックが近づくにつれて、いろな動きが出てくると思う。そこの動きに対して、自分がどういう準備ができるのか、どこに向かっていくのか、精査して行動していきたい」。また、アウトサイドヒッターの大塚達宣(20=早大)は「新型コロナウイルスの中でオリンピックを開催していいのかっていう社会的な声だったり、いろんな賛成と反対意見もあると思う。その中でも、自分たちアスリートは(五輪が)あると信じて、それに向かって毎日、毎日を積み重ねていくだけ。そういった気持ちで1日1日を大切にしながら自分たちが今できることを全てやれればいいかなと思う」と語った。

続きを表示

2021年5月9日のニュース