【東京五輪　日本代表選考予定】バスケットボール　八村＆渡辺のNBA勢が軸　6月上旬決定

八村塁
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　新型コロナウイルスの感染拡大で止まっていた東京五輪の日本代表選考が再開し、本格化してきた。柔道は昨年12月に男子66キロ級代表決定戦で阿部一二三が勝って内定し、全14階級の代表が出そろい、ソフトボールは3月に団体球技では最も早く代表15選手を発表した。競泳は今月上旬の代表選考会で、池江璃花子ら代表計33人が決まった。今後は体操、陸上のトラック・フィールド種目などの代表選考会が行われ、最終段階へと向かう

　バスケットボールは6月上旬にメンバー12選手を発表予定だ。11大会ぶり出場となる男子は八村塁（ウィザーズ）、渡辺雄太（ラプターズ）が軸。馬場雄大（メルボルン・ユナイテッド）、富樫勇樹（千葉）らが主力を担う。1枠の国籍変更選手の争いはし烈で、ライアン・ロシター（宇都宮）、ギャビン・エドワーズ（千葉）、ニック・ファジーカス（川崎）が候補だ。1次リーグは世界ランク2位スペイン、同4位アルゼンチンと同組。1勝が現実的な目標となる。

　16年リオ五輪8強の女子はメダルを狙うが、昨年12月に右膝前十字じん帯を断裂した大黒柱・渡嘉敷来夢（ENEOS）の出場は絶望的。1次リーグでは五輪7連覇を狙う米国、世界ランク5位のフランス、同14位のナイジェリアと対戦する。