レスリング高谷惣亮が準決勝で敗戦 五輪切符は世界最終予選に持ち越し

[ 2021年4月11日 17:39 ]

レスリング・東京五輪アジア予選最終日 ( 2021年4月11日    カザフスタン・アルマトイ )

レスリング男子フリースタイル86キロ級の高谷惣亮
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 男子フリースタイル86キロ級で3大会連続の五輪出場を目指している高谷惣亮(32=ALSOK)は準決勝で7―8で敗れ、2位までの五輪出場枠を獲得することはできなかった。5月の世界最終予選(ブルガリア・ソフィア)での枠獲得を目指す。

 高谷が大一番で敗戦を喫した。勝てば五輪出場が決まる中国選手との準決勝。低く鋭いタックルで積極的に仕掛けて6―1と試合を優位に進めたが、第1ピリオド終盤に4点の技をくらい6―5に。7―5で迎えた第2ピリオドは残り約20秒でテークダウンを奪われ7―7。終了間際にバックを取ったが得点にならず、ビデオ判定を要求するチャレンジでもポイントは認められなかった。

 12年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪はいずれもアジア予選2位で出場枠を獲得した。高谷は大会前に「全体を通して自分がベストを出せれば、僕が一番強いと思っている」と自信を示していた。

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2021年4月11日のニュース