雷で中止の東芝―サントリー、NEC―日野は代替試合の可否検討

[ 2021年3月13日 17:52 ]

<東芝・サントリー>前半、雷雨のため、試合が中断し、ロッカールームへ引き揚げる選手たち(撮影・吉田 剛)
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 13日に予定されていたラグビートップリーグの東芝―サントリー(秩父宮)、NEC―日野(柏の葉)が雷の影響により中止となった。日本ラグビー協会は2試合について代替試合の実施可否を検討していると発表。13日時点で対象4チームに勝ち点は付与されず、チケットは払い戻しを行うとした(詳細は後日、公式サイトやSNSで案内)。

 東芝―サントリーは午後2時に試合を開始したものの、前半13分の時点で試合を中断。天候の回復を待ったが、夕方まで落雷のリスクがあり、安全に試合を実施できないと判断して同3時頃に中止を決定した。NEC―日野は試合開始を見合わせ、開始時刻を調整していたが、こちらも同3時頃に中止を決めた。

 東芝―サントリーは今季初の府中ダービー。サントリーは開幕3連勝、東芝も前節に初勝利を挙げ、好ゲームが期待されていた。中断するまでは強風や雨の影響でターンオーバーが目立つ一方、両軍とも積極的な攻撃と激しいディフェンスで見応えある攻防を繰り広げていた。中止が決まるとサントリーのSH流やCTB中村亮主将らがピッチを1周し、待機していたファンにあいさつを行った。

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2021年3月13日のニュース