松田「自分超え」V宣言 14日名古屋ウィメンズマラソン招待選手会見

[ 2021年3月13日 05:30 ]

名古屋ウィメンズマラソンを前に、記者会見でポーズをとる(左から)佐藤、小原、松田、岩出
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 14日に行われる名古屋ウィメンズマラソン(バンテリンドームナゴヤ発着)の招待選手が12日、名古屋市内のホテルで記者会見し、東京五輪代表補欠で日本歴代7位の自己記録を持つ松田瑞生(25=ダイハツ)が「過去の自分を超えて優勝することが目標。日本記録への挑戦に向けて良いレースにしたい」と意気込みを語った。

 2月28日のびわ湖毎日マラソンで日本新記録をマークした鈴木健吾(25=富士通)から刺激を受けた。「健吾は友達なので凄くうれしい。自分ももっと頑張らないといけないという強い気持ちをもらった」と話した。

 今大会は東京五輪代表の鈴木亜由子(29=日本郵政グループ)が左脚の故障で欠場。大会の注目度は下降気味だが、そんなムードは松田が払しょくする。ノーマークながら日本新を出した鈴木健を例に挙げ「(鈴木健のような)周りがあっと驚くような走りをしたい」と力強く語った。

 《同じく代表補欠、小原責任果たす》松田と同じく代表補欠の小原怜(30=天満屋)は「五輪代表補欠として責任を果たせるようなレースをしたい」と語った。補欠としての責任感で思うように走れない時期が長かったというが、同じチームで五輪代表の前田穂南(24)と練習したことで、気持ちが切り替わったという。「精いっぱい準備するのが自分の責任だと思う。自己ベスト更新を目指したい」と話していた。

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