大相撲取組発表 2場所連続1日延期、2親方コロナで接触者再検査待ち

[ 2021年3月13日 05:30 ]

両国国技館
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 日本相撲協会は12日、大相撲春場所(14日初日、両国国技館)の初日、2日目の取組の発表を13日に延期すると発表した。通常は初日の2日前に行われる取組編成会議後に公表されるが、13日に判明する新型コロナウイルスの再検査の結果を待つための措置。初日前日の取組発表は2場所連続となった。

 協会は場所開催の安全性を高めるために全協会員を対象にPCR検査を実施。力士は全員陰性だったが、11日に山響部屋付きの小野川親方(元幕内・北太樹)と尾上部屋付きの音羽山親方(元幕内・天鎧鵬)の2人の新型コロナウイルス感染が判明した。両親方の所属部屋に在籍する幕下以下28人の力士は12日に全休を決定。さらに、両親方と一緒に業務に従事した親方や職員もいるため、再検査で陽性者が出た場合には、さらに休場者が増える可能性もある。芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「万が一、陽性者がいた場合、濃厚接触者を特定する必要に迫られる」と説明した。

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2021年3月13日のニュース