池江、白血病発覚から2年 当時の自分へ「2年後はもっと笑顔になれるよって伝えたい」

[ 2021年2月9日 05:30 ]

インスタグラムを更新した池江璃花子(本人インスタグラムから)

 競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が白血病発覚から2年を迎えた8日、自身のSNSを更新した。診断を受けた直後にベットに横になり笑顔でピースをする2年前の写真を掲載。

 「2年前の今日。人生のどん底に突き落とされた日。あの日を一生忘れることはできません。だけど、白血病の診断を受けた後の自分は、思いっきり泣いた後、マネージャーさんに、写真を撮って!と言えるほどこんなに笑顔でした。全てのことに開放され、ホッとしてたのかな、、一年前とはまた違った気持ちで今日を迎えた気がする。2年前の自分に、2年後はもっと笑顔になれるよって伝えてあげたい。1年前はまだ退院して間もなくて、免疫抑制剤も飲んでたし、吐き気もあったかなぁ?よくここまで頑張った!!! 」と記した。

 昨年8月に594日ぶりにレースに出場。復帰後は4大会に出場し、7日に開催されたジャパン・オープンの50メートル自由形では東京五輪の派遣標準記録に0秒45に迫る好タイムで2位に入った。
目標はあくまで24年パリ五輪でのメダル獲得。「今は東京五輪を目指しているとは言い切れない」と慎重だが、第二の水泳人生の階段を着実に上がっている。

 別のSNS投稿では右肘を骨折した女子100メートルバタフライ世界記録保持者サラ・ショーストロム(27=スウェーデン)にエール。「ネバーギブアップ!サラ!」と英語メッセージを寄せ「今度は私が彼女にパワーを与えたいです」などとつづった。19年世界選手権では100メートルバタフライの表彰台に立ったショーストロムら3選手から手のひらに英語で書いた「ネバーギブアップ」「イケエ」「リカコ」とのメッセージを送られている。

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