阪神大震災から26年 兵庫出身力士、特別な思い 照強「元気な姿を」

[ 2021年1月18日 05:30 ]

大相撲初場所8日目 ( 2021年1月17日    両国国技館 )

佐田の海(左)に送り出しで敗れた照強
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 阪神大震災から26年となったこの日、兵庫県出身の力士は思いを込めて土俵に立った。

 震源地に近い洲本市で震災当日に生まれた照強は、発生した午前5時46分に黙とうをささげたという。前半戦で左腕の上腕二頭筋を断裂したことを明かし「こういう日に生まれた運命もある。元気な姿を見せるのも大事」としみじみ話した。高砂市出身で34歳の妙義龍は土俵際のすくい投げで5勝目。少年時代の記憶が残っているといい「いつまでも忘れないようにしている」と語った。

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