松山英樹は19位 グリーン上で苦戦「パットが入らないと」 悔しさの中に収穫も

[ 2021年1月18日 10:33 ]

米男子ゴルフツアー ソニー・オープン最終日 ( 2021年1月18日    ハワイ州 ワイアラエCC=7044ヤード、パー70 )

松山英樹(AP)
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 13位から出た松山英樹(28=LEXUS)は1イーグル、1バーディー、1ボギーの68と伸ばしきれず、通算15アンダーの19位で終えた。2位から65と伸ばしたケビン・ナ(37=米国)が通算21アンダーで逆転優勝を飾った。

 松山は首位と5打差からスタート。7番でボギーが先行するも、パー5の9番で残り143ヤードの第2打をピン手前1・5メートルにつけてイーグルを奪う。続く10番で4メートルのチャンスを沈めて、波に乗りたいところだったがグリーン上で苦戦。11番で2メートル、15番では3メートルなどバーディーパットが一筋外れる場面が続いた。ショットで作ったチャンスを生かすことができず、「パッティングが入らないと優勝争いには絡めないと思いますし、優勝のチャンスもないのかなって感じですね」と悔しさをにじませた。

 ただ、苦手としていたワイアラエCCで上位争いに加わった。特にパーオン率は4日間を通じて83・33%と安定。「このコースあんまり得意じゃない感じでも、ティーショットでフェアウエーキープも今までで1番できたと思いますし。グリーンヒットも今までの中で1番できたと思うので。そこはすごく進歩してるんじゃないかな」と悔しさの中に収穫もあった。パットに関しても、ストローク自体の感触は悪くないという。実際、ショットとパットがかみ合った第2ラウンドの後半では、ハーフ自己ベストとなる「28」をたたきだした。

 次戦は米国本土に場所を移し、4年ぶりの米ツアーでの勝利を目指す。「ショットが、ここまで安定してくれたのは凄くうれしかったですし。パッティングは全く入らなかったですけど、2日目の後半久しぶりに入ったっていうことはプラスに考えながら。その感覚をしっかり思い出しながら、1週間しっかり調整できるといいなと思います」と話した。

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2021年1月18日のニュース