貴景勝まさかの7敗目 大栄翔初黒星で全勝消えた、正代が2敗キープ

[ 2021年1月18日 17:48 ]

<大相撲初場所9日目>貴景勝(左)は遠藤に引き落としで敗れ7敗目(撮影・篠原岳夫)
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 大相撲初場所は18日、東京・両国国技館で9日目を迎え、単独8連勝中の西前頭筆頭・大栄翔が宝富士にはたき込みで敗れ初黒星。追う2敗勢4人は大関・正代だけが玉鷲を下して2敗を守り、1差に縮めた。大関・貴景勝は遠藤に引き落としで敗れ7敗目を喫した。

 序盤で3大関を撃破し、前日8日目の取組で自身初のストレート給金を決めた大栄翔。後続に2差をつける中この日の取組に臨んだが、後半戦を迎えた重圧なのか動きが硬く土がついた。

 2敗の明生は栃ノ心に上手出し投げで敗れ、霧馬山は逸ノ城に寄り切りで屈し3敗目。明瀬山も碧山に押し倒しで敗れ3連敗と後退した。

 苦しい土俵が続く貴景勝は立ち合い力強さがなく、一旦引いてから再び前に出るも下半身の安定感を欠き、遠藤に引き落とされた。9日目で2勝7敗。勝ち越しが厳しくなってきた。

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