全日本選手権開催に「大きな意義」も…今後の選手強化は不透明

[ 2021年1月18日 05:30 ]

卓球 全日本選手権最終日 ( 2021年1月17日    大阪市・丸善インテックアリーナ大阪 )

全日本卓球選手権大会で優勝した石川佳純(左)と及川瑞基
Photo By 代表撮影

 日本卓球協会の星野一朗専務理事は「五輪に向けて全日本選手権を開催できたことは大きな意義がある」と大会を総括した。出場選手から新型コロナ陽性者1人が出たものの「発熱者が出たときのルールが徹底できた」と対策の成果を強調した。

 一方でコロナ下での選手強化には困難がつきまとう。今年4月以降の大会については国際卓球連盟(ITTF)が未発表のため今後の強化予定は不透明。3月上旬の国際大会も出場選手は帰国後に2週間隔離が求められるだけに、宮崎義仁強化本部長は「強化をすれば練習できなくなる悩ましい事態だ」と頭を抱えていた。

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2021年1月18日のニュース