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バッカニアーズが敵地でセインツを撃破 ブレイディーは10回目のスーパーボウルまであと1勝

[ 2021年1月18日 11:52 ]

パスで2つのTDをマークしたバッカニアーズのQBブレイディー(AP)
Photo By AP

 NFC準決勝残り1試合が17日にニューオーリンズ(ルイジアナ州)で行われ、第5シードのバッカニアーズ(南地区2位)が30―20(前半13―13)で今季2戦2敗だった第1シードのセインツ(南地区1位)を下し、18季ぶり4回目となるカンファレンス決勝進出を果たした。

 昨オフにAFCのペイトリオッツからNFCのバッカニアーズに移籍したQBトム・ブレイディー(42)は33回中18回のパスを通して199ヤードと2TDをマーク。守備陣のインターセプトから築いた第4Q10分3秒には、残り1ヤードを自ら突進してランでもTDを記録した。

 同点2回、逆転3回の激闘を制したブレイディーはペイトリオッツ時代にスーパーボウルに9回出場して6回優勝(MVP4回)。24日のNFC決勝で第1シードのパッカーズ(北地区1位)に勝てば、自身10回目の大舞台となる。

 セインツは今季の開幕戦(昨年9月13日)でバッカニアーズに34―23、11月8日にも38―3で快勝していたがポストシーズンでは苦杯。2010年のスーパーボウルでチームを初優勝に導いたQBドリュー・ブリーズ(42)のパス獲得は134ヤードどまりで、インターセプトを3度喫して敗退。ブレイディ―とのスーパーボウルMVP対決を制することはできなかった。

 セインツは第2QにブリーズがWRマイケル・トーマス(27)をターゲットにしたパスをバッカニアーズのショーン・マーフィーバンティング(23)にインターセプトされ、直後のドライブでTDを許して6―10。しかしその3分後、ブリーズをフィールドから下げてのワイルドキャット・オフェンスから起死回生のスペシャルプレーを成功させて流れを変えた。

 センターの真後ろに立って結果的に“おとり”となったのがランとレシーブで今季リーグ最多の21TDをマークしていたRBアルビン・カマラ(25)で、スナップを受けると左サイドから回り込んできたWRのディオンテ・ハリス(23)にハンドオフ。すると右サイドのWRポジションに立っていた本来QBのジェイミス・ウィンストン(27)が中央に回り込んでハリスと交錯するようにしてそのボールを受け取った。そしてウィンストンは前方を走るノーマークのWRトレイクアン・スミス(25)に56ヤードのTDパスを成功。4人がボールに絡む“奇策”で13―10と試合をひっくり返した。

 ウィンストンはフロリダ州立大時代にハイズマン賞を受賞し、2015年のドラフトでバッカニアーズに全体トップで指名されたが、トム・ブレイディー(43)のバッカニアーズ入団に伴って昨オフにセインツに移籍。敗れはしたが、古巣を相手にした大事な一戦の“一投”で見事な役割を果たした。

 しかしそのあとは後手に回ってバッカニアーズの守備陣にかき回された形。NFC1回戦ではベアーズを21―9で下したが、地元ニューオーリンズでの今ポストシーズン2試合目で姿を消した。

 <カンファレンス決勝のカード=24日>
 ▼AFC決勝=(1)チーフス―(2)ビルズ(ミズーリ州カンザスシティー)
 ▼NFC決勝=(1)パッカーズ―(5)バッカニアーズ(ウィスコンシン州グリーンベイ)
 *カッコ内の数字はカンファレンス内のシード順

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