陸上女子・田中、1万も五輪代表視野 自己記録26秒更新しV「良いスタート切れた」

[ 2021年1月18日 05:30 ]

<中長距離競技会>10000メートルに出場し、1位でゴールする田中希実(中央)=撮影・成瀬徹
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 陸上女子で東京五輪5000メートル代表の田中希実(21=豊田自動織機TC)が京都市で行われた中長距離競技会の1万メートルに出場し、自己記録を約26秒更新する31分59秒89で優勝した。

 1500メートルと3000メートルで日本記録を持つマルチランナーが、自身2度目の1万メートルで存在感を示した。序盤から独走していた安藤友香(ワコール)をラスト1周で捉えると、持ち味のスパートで抜き去りフィニッシュ。今大会は「1500のスピードを生かすためのスタミナ強化の位置付け」で出場し、目安としていた日本選手権の参加標準記録(32分25秒)を上回る好走に「良いスタートが切れた」とはにかんだ。

 田中は2つ目の五輪切符について「1500の権利を獲れるなら獲りたい」としたが、父の健智コーチは19年世界選手権で1500メートルと1万メートルの2冠を達成したシファン・ハッサン(オランダ)を引き合いに出し「これは冗談交じりですが、和製(ハッサン)も面白いよねと言っていて」と1万メートルも選択肢の一つであることを強調。多才な21歳は新境地へ「しっかり地力を付けたい」と力を込めた。

 ▽東京五輪への道 陸上競技の出場枠は1種目につき最大3人。田中が1500メートルで出場するには6月の日本選手権(大阪)終了時までに4分4秒20の五輪参加標準記録を突破した上で同選手権3位以内が条件。1万メートルは参加標準記録が31分25秒で、同様に5月の同選手権(静岡)で3位以内が求められる。1万メートルは新谷仁美(積水化学)が内定済み。

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