川淵三郎氏 東京五輪開催へ「一番重要な事は日本国民に安全安心を担保して開催できるか否かだ」

[ 2021年1月13日 14:35 ]

川淵三郎氏
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 Jリーグの初代チェアマンで、日本サッカー協会会長も務めた川淵三郎氏(84)が13日、自身のツイッターを更新。今夏に開催を予定している東京五輪について「一番重要な事は日本国民に安全安心を担保して開催できるか否かだ」とし、無観客開催については「意味がない」との私見を発表した。川淵氏は東京五輪・パラリンピックで選手らが宿泊する選手村の村長を務める。

 「世界でコロナ感染収束の見通しが立たない中で東京オリンピックをどう考えるか」と書き出した川淵氏は「一番重要な事は日本国民に安全安心を担保して開催できるか否かだ」とし、「プロ野球、Jリーグ、大相撲、Bリーグがそれを最低限保証する」と断言。さらに「海外の観客には防疫の為の制約を課す。最悪の場合日本人のみ。無観客は開催の意味がない」とコロナ禍の収束が見えない中、東京五輪開催についての私見を続けた。

 サッカー日本代表選手だった川淵氏は現役引退後、サッカー日本代表監督、Jリーグ初代チェアマン、日本サッカー協会会長、日本バスケットボール協会会長などスポーツ界の要職を歴任し、現在はサッカー、バレーボール、バスケットボール、ラグビーなど球技9競技の日本最高峰12リーグが加盟する日本トップリーグ連携機構で会長を務めている。

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2021年1月13日のニュース